日本と中国では塊茎を食用とし、特に日本では「芽が出る」縁起の良い食物として、煮物にしておせち料理で食べられる習慣がある。塊茎は皮をむいて水にさらし、アクを抜いてから調理する。シュウ酸を含むので、茹でこぼすのがよい。ユリ根に似たほろ苦さがあり、煮物ではほっくりとした食感が楽しめる。
炭水化物の他にカリウム、葉酸、カテキンなどを含む[1]。
中華料理に使用される黒クワイ(烏芋)はカヤツリグサ科のオオクログワイという日本のクワイとは別種の植物で、水煮の缶詰でも出回るが、日本でも古くから食用としていた形跡があり、青森県亀岡の縄文遺跡から出土している。
欧米では観賞用が主である。

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