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うるい


オオバギボウシの若葉はウルイと呼ばれ、山菜として賞味される。
春先の若葉が丸まって立つように生え、葉の色がうり類の皮に似ているので、瓜菜(うりな)が転化したと言われている。
別名としてウリッパ、アマナ、ギンボ、山かんぴょうなどがある。

北海道、本州北部・中部の山地や丘陵・草原などの湿りけのあるところに自生している多年生草本。ギボウシ属の雑種として20種以上が知られている。葉の長さは20-25cm。早春の息吹を伝える。
ビタミン類・ミネラルの他に、ヌメリ成分の中に多糖類が多く含まれているのでリンパ球を増やして病気に対する抵抗力を高める効果があるとされる。
古くから山菜として食べられてきたが、丈夫で株がふえやすく、葉や花も美しいので、栽培もされており変わった型や種間雑種もある。


サクッとした歯応えでクセがなく、育ち過ぎた葉は苦いが、軽いぬめりも魅力である。乾燥させて保存食にも利用され山かんぴょうの名もある。
山形県最上地方では促成栽培で光を遮断することで、白さと柔らかさを強調したうるいを生産して、「雪うるい」のブランド名で出荷している。うるいの特徴であるぬめりも抑えられ、生でも食べられる新感覚野菜として注目を集めている。



時期は4月下旬-6月。
渓沿いの斜面で採取できる。若芽の頃は葉は丸まっているので、茎の根元をナイフで切りとる。
成長すると葉が開く。 葉の丸まった若芽は、毒草のコバイケイソウに、よく似ているので注意する必要がある。


食べ方

葉柄の軟らかい部分を根もとから切り取り、ゆでたものを適当な長さに切り、カツオぶしやクルミ、マヨネーズ、カラシなどをのせたおひたし、あるいはゴマあえは、適度のヌルメキもあり最高だ。
そのほか、みそ汁、ニシンとの煮もの、酢のもの、てんぷら、油炒めと利用方法も多彩である。
展開した葉そのものを切り、その上に刺身や料理を盛り合わせることもある。
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